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論文

放射光軟X線状態分析の研究・技術動向

村松 康司

X線分析の進歩,36, p.47 - 62, 2005/03

放射光軟X線状態分析法として、吸収分光法,光電子分光法及び発光分光法の研究・技術動向を説明する。吸収分光法では、2keVを越える領域の測定,溶液試料の測定,光源の偏光制御を利用した新しい測定が可能になってきた。光電子分光法では、分解能(E/$$Delta$$E)が10000を越える高分解能測定と、より高いエネルギーの放射光励起によるバルク敏感な測定がなされるようになってきた。発光分光法では、より高分解能な発光分光装置の開発が進み、溶液試料の測定も行われるようになってきた。また、実際の工業炭素材料を対象とした放射光軟X線状態分析例として、いぶし瓦表面炭素膜の化学状態分析とホウ素ドープダイヤモンドの電子状態分析を説明する。

論文

YBa$$_{2}$$Cu$$_{3}$$O$$_{7-x}$$単結晶におけるX線回折像に現れるスペックルと超伝導相転移の相関

鈴木 拓*; 高野 秀和*; 竹内 晃久*; 上杉 健太朗*; 朝岡 秀人; 鈴木 芳生*

X線分析の進歩,36, p.249 - 257, 2005/03

磁性材料・機能性材料が持つ物性と、サブナノから十数ナノメートルオーダーのドメイン構造との相関を調べることを目的とし、回折speckle像観察法の開発を目指して実験を行った。試料にはYBa$$_{2}$$Cu$$_{3}$$O$$_{x}$$のas-grown単結晶試料とO$$_{2}$$雰囲気下アニーリング単結晶試料を用いた。(006)反射スポットをCCDカメラで撮影した。液体窒素吹き付け冷却により、RTから86Kの範囲で実験を行った。RTではドメイン構造があまり観察されなかったが、冷却に従ってドメイン構造が強くなり、配列はランダム状を示した。超伝導転移点付近で配列は急に整列に向かい、超伝導状態では強いドメインが整列している様子が観察された。本法は現時点では未だ技術的課題を多く残すが、ドメイン構造に関する情報を得ることが可能なため、機能性材料の開発研究に対し、有意な情報をもたらすと思われる。

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